写真はフレームになる前のスチールのパイプです。
メーカーや同じメーカーでも添加物の違い等にによって印がつけてあったりします。
その方法はパイプメーカーによってそれぞれですが、上の写真のようにパイプの内側に色を塗ってあるものが最近は多いようです。
他の方法はメーカー名やモデル名を文字で印刷してあったりする場合もあります。(レイノルズや昔のタンゲは印刷が多かったです。どんなの?って思われるでしょうがまた写真を撮ったら載せてみるかもしれません。)
パイプを切って溶接して磨いて・・・塗装やメッキをして出来上がってしまえばすでに製作途中で消えてしまうのがほとんどですし、マークは磨けば消えてしまうし色は内側ですから全く見えないですね。
それでも製作するときにはバッテッド(厚肉部分)の残し具合や切る位置の確認のためにあると便利なものです。
スチールのバッテッドパイプはスポーツ自転車のフレームでは普通に使われてますがパイプの径と厚みだけでなくスチールといっても添加物(最近はクロモリだけでなくニッケル・ニオブなど・・・)で硬さが変わったり、また細かいことのようですが切る位置や向きで乗り心地を変えたりと調整しながら目的にあった乗り心地を作ることもできます。