2014年7月4日金曜日

休日

休日はたまにはこんなところへ出掛けることもあります。
 
 東京都台東区谷中にある朝倉彫塑館。
(あさくらちょうそかん・彫塑とは彫刻と塑像。簡単に言えば削って作るか盛り付けて作るか)
 
昨年通りかっかた時には改装中で閉館してましたがリニューアル。
館の案内のしおりもリニューアルしてました。十年以上前?に行ったときの古い案内(写真右手の緑の縁)も出てきたので並べてみました。
彫刻家・朝倉文夫のアトリエと住居だった建物が美術館として公開されています。
美術館や金属工芸や彫刻を見るのが趣味の一つでもあるのでたまにこういうところに出かけます。
フレームの製作や仕上げでは芸術家の仕事とは及びもつきませんが、仕事の上でも金属を削って形を作ったり仕上げたりするのでいろいろ勉強にもなるところもあります。
作品だけでなく建物や庭園なども素敵なアトリエです。

2014年6月30日月曜日

林道ツーリング

先月ですが奥多摩の林道へサイクリング。(今回は車に積んで林道途中からですが。)
部品を変えて試走もしたかったので林道の登り下りのあるところへ友人と走ってきました。
登りでもう少し軽いギヤが欲しいとかタイヤの空気圧はどれぐらいがよいか、ブレーキ制動はなど
、舗装路は大丈夫でもダートでのポジションはどうか・・・などなど試せました。
ダートで実走してみないとわからないところが試せてよかったです。
もう少ししっかり走りたかった感じもしますが気になるところを調整や部品交換してから再度走りに行くのが楽しみです。

奥多摩駅と観光案内所横の手作りの金属工芸のモニュメント。
(何気なくあるモニュメントはよく見ると木がモチーフの塔、鉄や銅?の金属鍛造、ガラス細工などでできていて動物や昆虫・・・釣り人もいて楽しそうですね。前回電車で出かけた時の写真です。)
 

2014年6月29日日曜日

スチールパイプのマーク

写真はフレームになる前のスチールのパイプです。
メーカーや同じメーカーでも添加物の違い等にによって印がつけてあったりします。
その方法はパイプメーカーによってそれぞれですが、上の写真のようにパイプの内側に色を塗ってあるものが最近は多いようです。
他の方法はメーカー名やモデル名を文字で印刷してあったりする場合もあります。(レイノルズや昔のタンゲは印刷が多かったです。どんなの?って思われるでしょうがまた写真を撮ったら載せてみるかもしれません。)
パイプを切って溶接して磨いて・・・塗装やメッキをして出来上がってしまえばすでに製作途中で消えてしまうのがほとんどですし、マークは磨けば消えてしまうし色は内側ですから全く見えないですね。
それでも製作するときにはバッテッド(厚肉部分)の残し具合や切る位置の確認のためにあると便利なものです。
スチールのバッテッドパイプはスポーツ自転車のフレームでは普通に使われてますがパイプの径と厚みだけでなくスチールといっても添加物(最近はクロモリだけでなくニッケル・ニオブなど・・・)で硬さが変わったり、また細かいことのようですが切る位置や向きで乗り心地を変えたりと調整しながら目的にあった乗り心地を作ることもできます。

2014年5月31日土曜日

シマノ」Di2(電動シフト)専用フレーム

製作中のDi2専用のフレームです。
 
 
フレームはラグ付のインチサイズ(ヘッド1インチ、上25.4ミリ、下・立28.6ミリ径)のパイプです。
 
シートポスト内臓でもよかったのですが
ダウンチューブ裏にショートタイプのマウントを固定する方式にしました。
蓋の補強板は加工して形を整えます。
 カンパのEPS専用のフレームも以前に作りましたが
シマノのほうが穴が小さく加工はし易かったです。

2014年5月26日月曜日

2014糸魚川ファストラン

 今年も山梨市~糸魚川まで300km走ってきました。
 
しかし、途中でコース間違えて自転車は誰も通らない峠越えのコースに・・・
更に穂波町のチェックポイントを過ぎて下り坂で前輪がバースト。。。
チューブレスタイヤでしたがサイドカットで穴が開き一気に空気抜けて急停止、
チューブを入れて走ることにしますが空気入れてみたらチューブが
タイヤのサイドから飛び出しかけてチューブが破裂寸前であわてて空気抜き、
いざという時のために持っていたタイヤブート(古タイヤの切れ端です)
いれて応急処置でなんとか復帰で走ることが」できました。
しかもその時に親切な他チームのサポートカーの方が止まってくれて
フロアポンプを貸していただいたおかげで何度も空気入れ直しの作業ができ
意外と大変なチューブレスタイヤのビード出しができました。
自分一人でしたら携帯の小型ポンプだけで数倍大変どころか
うまくタイヤがはまらなかった可能性大です。
助けていただき本当にありがとうございました。
いろいろありましたが日没前には無事ゴールのホテル糸魚川へ到着。
今年は終始冷たい向かい風の中でしたが、チーム9名皆無事完走でよかったです。
 
 
写真は帰りに通った白馬岳付近の風景です。
帰りは昨年に引き続き、南小谷~松本までを自転車でのんびりサイクリングです。
天気よく気温もちょうどよく、景色もきれいでとてもよかったです。

2014年4月30日水曜日

塗装

こちらは一見メッキのようにも見えますが塗装です。
一般的に?マッハシルバーと言われている色です。
 


写真だけではわかりませんが下にはメッキもしてありエンド当たり面はメッキが出してあります。
メッキの上+マッハシルバーと塗ってあり少し独特な光り具合がありますが少し塗装が剥がれやすいのが難点です、永遠の輝きというのも憧れかもしれませんが外で走る自転車フレームですから使用傷等は走れば走るほど致し方ありませんね・・・数年使用後には塗り替え覚悟で塗装するのも
また楽しいですのでガンガン使ってください!!
当社では塗装工場がありますので剥離(ハクリ)・塗装・メッキ(メッキは鉄のみでこちらは外注になりますが)も扱っております。他社製品や素材も鉄に限らずカーボン・アルミ・チタン等・・・でもご相談にのりますのでお問い合わせください。

メッキ

上の写真はフォークの肩(クラウン)の部分が研磨メッキにしてあります。
メッキ部分を露出させるときは塗装するときよりも仕上げ傷(ヤスリの目等の傷など)の残らないように細かい番手のヤスリを使って仕上げをしていきます。そのあとににメッキに出しますが研磨を指定して鏡面仕上げになるように指示をしてメッキをかけてもらいます。クラウンから下は塗装をしてありますので研磨をしてはありませんがメッキは全体にかかっています、メッキの工程上では一つのフレームでしたら全体がメッキがかっかているのが通常です。さらに露出部分をきれいに見せるためには、仕上げ時に傷をできるだけなくす→研磨→メッキとやって仕上がりがきれいに見せられます。