2011年7月31日日曜日
ヘッドリーマ
写真は某海外メーカーの2011年モデルの新車のロードフレームです。
新車で組み立てたがどうも調子がよくない感じとの事なので見てみたらヘッドの回り具合が少し渋い感じがしてます・・・
新品のときからですが少し渋い動きはフレームにキャップが擦れているせいですが正規のディーラーから買って来たものなので普通に組立すればよいはずですよね・・・
でも調整をして回り具合がよくなるようにするとどうしてもヘッドにガタが出る。
なので部品を外してよく見たら上の白いキャップとフレームが擦れてしまっているようです。
ヘッドパーツのキャップの内側のアルミでできたテーパ部分を上の白いキャップが押していかないといけないのに、先にフレームのほうに擦れてしまってました。
このままではよい組立ができないので今回は工具を使ってフレームを削りました!
フレームの上のフェイスの部分をだいぶ削っていきます。様子を見ながら少しずつでしたが、ちょうど工具の形になるまで削りました。
そして再組立。今度はスムースにヘッドが回り調整ができるようになりました!!!
あとからの作業なので部品外してから、フレームを削って少し塗装が剥がれたりとか微妙に長さが変わる訳ですからちょっと冷や冷やする場面もありますが説明してから作業しました、走るためのロードバイクのフレームですのでブレーキかけても下り坂でも調子がよくなりお客様には満足いただけたようです。
工賃は3000円~ぐらいで持ち込み状況や程度にもより値段も変わってきますが、当店購入以外の自転車でも修理・調整等対応できるものはみますのでご相談ください。